就職・転職情報

【転職】会計業界はオワコン?業界分析・資格・スキル・面接対策

この記事に来てくださったみなさんは、会計事務所や税理士事務所に興味があることと思います。
専門職で難しそうなイメージがありますが、実は初心者からスタートされる方は大勢います。

求職先の候補に入れてみてはいかがでしょうか☺

☟この記事でわかること☟

・会計事務所・税理士事務所はどんなところ?
・仕事内容
・必要な資格やスキル
・面接対策
・こんな事務所はNG
・業界分析

会計事務所・税理士事務所はどんなところ?

先生(代表)は公認会計士か税理士

会計事務所や税理士事務所の代表は有資格者である場合がほとんどのため、”社長”ではなく”先生”と呼びます。
先ずは公認会計士と税理士の違いについて見てみましょう。

公認会計士
弁護士、医師、公認会計士は3大士業と言われます。難易度の高い公認会計士の資格取得と実務経験を何年か積むとなることができます。公認会計士は税理士登録することができ、税理士を名乗ることもできます。

職務内容:監査業務が中心です。監査とは簡単には会社の経営の健康診断をすることです。
個人の会計事務所の場合同業者とチームを組んで”監査団”を結成します。
監査の報酬は大きく、主な食いブチになります。

キャリアプラン:会計学校卒業後、監査法人に入社して経験を積んだのちに独立がメジャーな流れ。
転職年齢が遅いとやりずらい傾向にあり、転職にはおすすめできません。

 

税理士
税金のスペシャリストです。難易度の高い税理士資格取得と実務経験を何年か積むとなることができます。

職務内容:記帳代行、申告業務、経営のアドバイスなどです。
※申告・・・個人事業主の確定申告や法人の決算申告のこと。記帳は無資格でできるが、申告は代理権限証書を持っている税理士しかできない。
※経営のアドバイス・・・経営分析には様々な方法があり、決算書を元にアドバイスしたり、融資が受けられるように手助けをする。
税金のアドバイスは税理士の独占業務であり、無資格ではできない。

キャリアプラン:会計事務所や税理士事務所に勤務しながら税理士の勉強をして目指す。資格に合格後、独立。
中途採用が多いため、がんばればいつでも目指すことができます。
税理士の資格が取れなくてもフリーランスで記帳代行も可能。

 

事務所は個人事業主か法人

個人事業主と法人の違いは明確。事務所名に”法人”とついているか否かです。

個人事業主は雇われることが苦手です。
自分のペースを守って業務をこなしたい先生が多く、従業員をあまり雇いません。

法人は事業の規模が大きいです。
売上が一定額を超えてくると法人にしたほうが特になってきます。
そのタイミングで法人化する場合が多いようです。

仕事内容

税理士の資格を持っていない場合、記帳業務からスタート。
ステップアップすると自給がアップし、任される仕事の幅が大きくなります。

記帳代行
記帳代行とは、記帳業務を請け負うことです。経理代行ともいわれます。
記帳業務とは、個人事業主や法人のレシートや請求書を会計ソフトに入力することです。
決算月には決算仕訳や消費税を計算しますが、自分の能力に合わせてやるので、最初からできなくてもかまいません。

年末調整、支払調書
事務所に入ってから教えてもらえるので、できなくても大丈夫です。

申告業務
個人の確定申告、法人の決算申告を行います。
この業務ができるようになれば、どこの事務所に行っても通用します。

 

決算書が作成できるようになったら次のステップ
・税務・経営コンサル
・融資の支援
・補助金や小規模企業共済などの申請
顧客の満足感を感じることができる業務です。

 

正社員のメリット・デメリット

 

メリット
・歩合給で給料が上がる
担当を多く持つと収入がアップします。

・属性がよくなる
住宅購入や開業、不動産投資をするときに融資が受けやすくなります。
貸す側の銀行は”総資産”と”属性”を見て融資の判断をします。
属性がいいとされているのは、大手の正社員、士業です。

 

デメリット
・歩合=残業代がでない事務所も
税理士事務所は労務にうといです。
時間に対して給料を払うのではなく、顧問料(売上)に対して給料を払うという考え方だからです。
対策としては、必要以上に時間をかけない、顧問先の教育(領収書を月ごとに分けさせる)をするなどです。

アルバイト・パートのメリット

・自分のペースで仕事ができる
自分の担当が決まっており、締めは月次決算(毎月)と申告時(年1回)にあります。
規模が小さい個人事業主などは月次決算が必要なく、比較的自分のペースで働くことができます。

・子供が大きくなったら社員登用可能
税理士は独立前提でなるため、終身雇用の概念がありません。
定期的に人員不足になるので社員になりやすいです。

・経理に転職も可能
様々な業種の会計処理をするので、どこでも通用する経理になれます。

給料は?

正社員
未経験は20万円~。
経験や税理士資格の科目合格をすると、上がります。

パート
時給1000円~スタートが多いです。
もちろん能力や経験で上がっていきます。

どんな資格が必要?

日商簿記3級もしくは2級の資格、または同等の知識が必要になります。
働いてみて税理士を目指したくなったら税理士資格も視野に入れてみてください。

無資格でもスタートできる?

経理経験があったり、求人広告に初心者OKとうたっていれば可能です。
業界経験者や経理経験者は有利ではありますが、熱意を評価する場合も多いです。

繁忙期は?

12月~3月が1番忙しいです。

・12~1月
年末調整、支払調書
納期の特例

・12月~3月
個人事業主の確定申告

・4月~5月
3月決算の法人の決算申告

・6月~7月
納期の特例

 

面接対策

呼び方

公認会計士や税理士の資格を持っている人は『先生』と呼びます。
呼び方のせいで(?)士業はおごり高ぶっている人が大変多いです。w

・『御社』ではなく『貴事務所』と履歴書に書きましょう。法人であれば御社でOKです。
・お客様のことは”顧問先”と呼びます。

アピールポイント

・速さ
・正確さ
・処理能力

給与計算や記帳業務など数字を入力する業務がほとんどです。
早くて正確に入力できることを客観的にアピールすれば未経験でも採用されやすいです。

こんな事務所はNG

この中で一つでもあてはまったらおすすめできません( ;∀;)

・求人広告がこりすぎているかシンプルすぎる
・面接時に高圧的・偉そう
・お茶を持ってきた職員の態度が悪い、疲れた顔をしている
・結婚や介護の予定を聞いてくる
・病歴を聞いてくる

税務以外のコンプライアンスが欠けている事務所はたくさんあります。事業規模は関係ないので注意が必要です。

簿記を勉強する方法

スキマ時間で習得するなら独学。
ビジネススキル習得や就職活動のの手助けをしてもらいたいなら職業訓練。

簿記は3級は3000円、2級は6000円でテキストが買えます。
講義はYouTubeにあふれているので最初からお金をかける必要はありません。

職業訓練なら短期間でお金をもらいながら勉強できます。
講師に直接質問できるのもいいですね。

税理士に興味を持ったら、資格学校や通信教育をおすすめします。


おすすめの求人サイト

会計の求人が多く載っているサイトを紹介します。



雇用のミスマッチを防ぐために

異業種からの転職は楽しみであり、不安ですね。
長く勤めるためのコツをまとめました。

経営者のクセが強い!?

先生は数字に対しては理論的でも、普段の振る舞いは感情丸出しです。
几帳面なイメージがあるかもしれませんが整理整頓ができない先生はいっぱいいます。

経営者のクセが強いのは個人事業主や中小企業に限ったことではありません。
理想を大きくし過ぎないことが大切です。

質問の前にグーグル先生

基本的なことは教えてもらえますが、自分で勉強する姿勢が大切です。

会計ソフトの新規導入や税改正など環境が変わる要素が多い職場。
まずは自分でグーグル検索をして、理解に間違いがないか質問すると相手も説明しやすくなります。

労務・経営に弱い

会計と税務以外は専門外のため、できないしわかりません。w
労務は社労士に、経営は経営コンサルと分けて相談しましょう。

税理士の労務コンサル→週〇〇時間以下の労働に抑えれば雇用保険を支払わずに済みますよ
社労士のコンサル→残業が多いので法令違反に注意してください

税理士の経営コンサル→原価率が高いことが原因で粗利が少ないですよ
経営コンサル→商品の売れ行きが悪いのでパッケージを女性好みに変えてみましょう

公認会計士や税理士は会計と税金のプロです。経営者は顧問料が高くついたとしても絶対に必要とするべきです。
支払う税金が変わってくることと、融資を受けやすい決算書を作成してくれるからです。(もちろん経営状況によります)

業界分析

会計事務所と税理士事務所がオワコンではない3つの理由

会計業界へ就職はオワコンと言われていますが、そんなことはありません。
具体的な3つの根拠はこちらです。

①事務作業が嫌いな個人事業主はたくさんいる
どんなに経理が簡単にできるようになっても事務作業が嫌いな人は一定数います。

②経理を雇うより安くて確実
顧問料(会計業務とアドバイスをするための報酬)は小さい会社だと数万円~可能なので、低コストです。
また、決算のみ依頼することも可能なので、顧問料を抑えるために月次の会計は自分でするとさらにコストを下げることができます。

③税務のアドバイスや申告は税理士しかできない
以上は、税理士の独占業務です。

かねち
かねち
申告は経営者本人でももちろん可能ですが、変な決算書であった場合に税務調査になってします確率が高くなります。

ちなみに、記帳業務(PCに入力作業)はAIによりほぼなくなります。
今はまだ精度が低いので将来的な話ですが。

常に人手不足の理由

常に募集をかけている求人を見ると不安になりますね。
人手不足の原因を面接のときに判断できるように、知っておきましょう。

①常に人材育成が必要な業界だから
税理士事務所には代表税理士と税理士の卵、パートさんで構成されている場合が多いです。
税理士の卵は税理士になると必ずと言っていいほど独立します。

②先生や番頭さんの癖が強い
また言うんかいって感じですね。w多少主観入ってますので参考程度にしてください。
会計士や税理士の先生は記帳業務をほとんど行いません。
代わりに番頭やキャプテンのような位置にいる方に仕事の確認をします。
番頭やキャプテンがいわゆる”お局”だと離職率が激増します。

まとめ

会計業界はコツコツ作業することが好きな人、専門的なスキルを身につけたい方にぴったりの業種です。

少しでも参考になればうれしいです。

コミックシーモア読み放題