今回は生命保険の見直しを考えている方向けの記事です。
これから契約を考えている方にもおすすめです。
・生命保険は入っていると万が一の時に安心だと思う
・保障と貯蓄ができるのはお得だと思う
・保険の具体的な節税効果を知りたい
・保険料が高いので節約できるならしたい・・・
生命保険とは
生命保険とは、人の生死に関して補償する保険のことです。
*生命保険の一例
・終身保険
・定期保険
・養老保険
・個人年金保険
以上の内容に加えて、以下のような契約を組み合わせることが一般的なようです。
・医療保険
・介護保険
・傷害保険
・がん保険
・所得補償保険
保険料の構成
保険料は、純保険料と付加保険料で構成されています。

”保険料ー実際にかかった費用”がプラスの場合、加入者に剰余金として配当がある場合があります。
付加保険料の計算←闇の部分
保険の仕組みは割とシンプルです。
いきなりですが、保険料の一番の闇をお伝えします。w
純保険料と不可保険料の割合は一体いくらなのかということです。
純保険料は統計学を使い、みなしで計算するので、少し多めに保険料を設定します。
私が生命保険に加入していたときは年一回、剰余金として数百円ほど振り込まれていました。
付加保険料はどうでしょうか。
契約前も後もいくらなのかわかりません。
支払っている保険料が月10000万円に対して、いくらが保険会社の取り分(付加保険料)かわからないのです。
生命保険は万が一の時に安心?
安心かと聞かれればそうかもしれません。
しかし生命保険は安心と引き換えに異常な手数料を取るぼったくり商品です。
・TVCM費用
・駅前の大きな自社ビル
・毎週職場に営業に来る営業レディ
これらの費用は当然、保険料から支払われています。
税理士事務所が実際にしている営業方法
税理士事務所は会計や税務がメインなので保険を必死に売ったりはしません。
契約を取ることができる理由は、『不安がっている人には安心を売る』ことになっているからです。
資金繰りなどの経営状態を見て、いくらアドバイスしても、心配性な経営者は信用しようとしません。
そんな方には保険を売るのが一番いいのです。
詳しくは割愛しますが、法人が入る保険は種類により資産にできたり経費にできたりするので万能です。
個人のみなさんには、決して高い買い物をしてほしくないと思います。
補償と貯蓄は別に考えよう
補償と貯蓄ができる保険は便利で安心です。
でもちょっと待ってください。
貯蓄より投資信託の方が効率よくありませんか?
例えば学資保険。
20年弱保険をかけて受け取る時は110%弱。
明らかにジュニアNISAの方が効率的です。
景気に連動するインデックスに投資すればいくらになることか。
高い保険料よりインデックス投資のリスクの方が低いことに気づきましょう。
節税効果はたったの最高12万円
たまに耳にする『節税になる』というお得そうな言葉。
どれほどお得になるのかはこちらから計算してみてください☟
生命保険料控除
この程度のお得のために高い保険料払いたいですか?
セールストークには十分気を付けましょう。
保険料を節約する具体的な方法
生命保険を節約するための具体的な方法や、制度を紹介します。
①医療保険は共済で十分
医療保険は共済で十分です。
この内容で月2000円。
色々追加しても5000円くらい。

死亡したら数百万出ますし、加入も簡単。
県民共済などで検索してみてはいかがでしょうか。
②病気や手術の時は高額医療制度
健康保険の使い道を普段の病院だけにするのはもったいないです。
高額な医療費も健康保険でしっかりカバーできますので、参考にしてみてください。
*高額療養費の計算方法

③働くことが困難になった時は傷病手当金と休業補償給付
*傷病手当金
病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度です。
平均賃金の2/3を最大1年半受け取ることができます。
*休業補償給付
業務上または通勤中に起きた事故で働けなくなった場合にもらえます。
平均賃金の6割ほどもらえます。
まとめ
生命保険は社会人になったら入るもの、家族ができたら入るものと思われがちですが、掛け捨てで十分です。
貯金額を増やすためにも、ぜひ見直してみてはいかがでしょうか☺