税金なんてわからない
あなたは、税金に対して不安はありますか?
普段、税金を気にかけることは少ないはず。
年末調整は勤務先がしてくれます。
決まった税額を給料から引いてくれるので、何の苦労も必要ない。
若いころは気にしていませんでした。
一番はじめに困ったのは、年の途中で退職したとき。
年末調整は年末まで働いている社員が対象なので、自分で確定申告をしなくてはなりません。
でも、確定申告をしませんでした。
正しくは存在を知りませんでした。
自立していたので、相談できる相手がいなかったんですねー。
周りは学生でしたし。
ということで、確定申告をすれば還付されるのにしなかったので損しました。
はじめての確定申告
退職後しばらく日雇い派遣することに。
日払いで給料をもらうと毎回多額の税金を引かれます。
『手残りが少なすぎて生活できない・・・』
ネットで調べた情報を元に、ようやく確定申告を決意します。
税金なんてわからないし、とにかく源泉徴収票を税務署に持っていったらできるかもということで、そこで初めて確定申告。
結果、1万円ちょっと還付されました。
知らないって損だなあ・・・と実感しました。
年末調整につまずく
しばらくたって、派遣生活が飽きたので就職を決意。
年末調整の時期になって、確定申告を経験済の私はちょっとだけ税金に興味を持ちます。
でも扶養控除申告書をはじめ、書類の書き方がわからない。
社長に聞いてみると、全部の用紙に名前と住所書いて、保険料のわかるハガキ(保険料控除証明書)を提出したらいいよと言われました。
書くところいっぱいあるけどほっといていいの?
気になって調べてみても言葉が難しくてわからない。
なんか損してない?と思いつつも、勉強することを断念。
税金って取っつきにくくないですか?
知りたい気持ちはある。
でもなんのこっちゃわからん。
そもそも教育されてないし、知ってもらう気ないんかいと国に不満を持っていました。w
税理士事務所に就職する
本格的に税に向き合うようになったのは子供が産まれてから。
子育てってお金かかりますよね。
もっと生活楽にならないかなあ・・・って。
確定申告の時もそうですけど、心から困らないと腰が動かない!!( ;∀;)
不安のもとを消すべく、未経験で税理士事務所に就職しました。
結果、”控除” というものを知り、自分が困ったらどうしたらいいのかわかるようになりました。
ちょっとわかるだけでも気持ちって楽になりますよね。
税金が教えてくれたこと
税金が教えてくれたことは、税金の知識を知らないって損なんだってことです。
生活に困ったらまず税金を見直しましょう。
脱税はいけませんが、節税しないともったいないですから。
税金の負担を軽くするためにできること
税金を知る具体的な方法として、おすすめの記事と、マンガを紹介します。
年末調整のしかたはこの記事です。
個人の生活状況に合わせて、書き方は様々です。

初心者にもわかりやすーーーーく書きました。
パートで扶養内で働きたい人はこの記事を読んでください。
扶養内とは?って方にもおすすめです。

税金アレルギーなんだって人はこのマンガを読んでください。
ヒントになることがたくさん載っています。
全4巻です。
このマンガを読むと生活に困っているのは若い世代だけじゃないんだなーって感じます。
どれか一つでもお役に立てますように(^^
税金や生活に困ったら
税金は義務です。
滞納すると、資産を差し押さえられます。
そうなる前にできる対策がありますので、確認してみてください。
無職で健康保険と年金が払えない
市役所に相談すると、減額または免除してもらえる可能性があります。
税金を滞納している
分納の相談ができます。
個人の税金の滞納は住民税か固定資産税か自動車税が多いと思います。
管轄は市役所になりますので、相談に行きましょう。
明日生活するお金さえない
市役所の生活保護課か、社会福祉協議会に相談しましょう。


新型コロナウィルスの影響で、社会福祉協議会の方は要件がゆるくなっていますので、相談してみてください。